JTEC001257 : CA SMRで仮想テープシステム使⽤時のALIMITパラメータの使用方法について
search cancel

JTEC001257 : CA SMRで仮想テープシステム使⽤時のALIMITパラメータの使用方法について

book

Article ID: 134018

calendar_today

Updated On:

Products

SMR

Issue/Introduction

CA SMRで仮想テープシステム使⽤時のALIMITパラメータの使用方法について

Environment

Release   : 3.4
Component : CA-Syslog Management & Retrieval

Resolution

仮想のテープ装置はアーカイブとデータ・ウエアハウジングアプリケーションに広く使用されます。
この技術の使用はCA SMRのアーカイブ機能に影響を与えます。
ALIMITパラメータは、1本のアーカイブテープに複数のデータセットを保管する数を指定します。

物理テープを利用する時

最適な効率は、シングルテープボリュームに対して複数のアーカイブデータセットを積み重ねることによって、達成されます。

ALIMITパラメータは10から20範囲の値を設定してください。

仮想テープを利用する時

ALIMITは、"1"を設定しなければなりません。理由は以下の通りです。
仮想テープボリューム上にデータセットを累積することは、仮想テープの効率が低下するので推奨しません。
この理由は、仮想テープシステムが適切な順序でスタックされる物理的なテープボリュームにオフロードするまでデータセットを保存するためです。
物理テープから仮想テープにアーカイブ先を変更された場合にも、ALIMITに"1"を指定しなければなりません。

これは、ALIMITで指定した値よりもそのテープボリュームに格納されるデータセットが少ない場合に、そのテープボリュームに対してマウント要求がでます。
しかし仮想テープに同じボリュームがないので、仮想テープでのマウント要求ができなくなります。

これらの事象を防ぐためにも、アーカイブ先のUNITを仮想テープに変更した時は、ALIMITの変更が必要です。

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001257

CA SMRのその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。