CAPLWTRやCAPLARCHを実行中、以下メッセージが出力された後にU610で異常終了することがあります。
このようなメッセージが出力された原因を調査するには、どのようにすればよいでしょうか?
SMR611I PLRDALSH R/C = 02100000 - DSN = DAILYLOG.SMR09265
SMR610W PLRDALNW - RESOURCE UNAVAILABLE, REPLY 'RETRY' OR 'CANCEL'.
Release : 3.4
Component : CA-Syslog Management & Retrieval
これらのメッセージは、SMRがファイルにアクセスした際、ダイナミックアロケーションエラーが発生していることを意味します。
確認方法としましては、メッセージコードSMR611IのR/C = nnnnnnnnの部分がエラーの理由コードとなっています。
このコードを確認することで、どのような理由で異常終了したかを判断することができます。
例)
SMR611I PLRDALSH R/C = 02100000 - DSN = DAILYLOG.SMR09265
上記の場合は"0210"が理由コードとなり、この原因は他のジョブで、対象となるデータセットが割り当てられているために利用できないことを示しています。
その他の理由コード抜粋
0204 REAL STORAGE UNAVAILABLE.
0208 NO SPACE AVAILABLE ON SYS1.SYSJOBQE.
020C REQUEST FOR EXCLUSIVE USE OF A SHARED DATA SET CANNOT BE HONORED.
0210 REQUESTED DATA SET NOT AVAILABLE. ALLOCATED TO ANOTHER JOB.
0214 A DIRECT ACCESS DEVICE IS NOT AVAILABLE.
0218 THE REQUIRED VOLUME WAS NOT MOUNTED ON AN AVAILABLE DEVICE.
021C INCORRECT UNIT NAME SUPPLIED.
4704 DADSM ERROR: DUPLICATE NAME DSCB.
尚、ダイナミックアローケーションエラー(SVC99)につきましては、IBM社のマニュアルをご参照いただきますようお願いします。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001260
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CA SMR FAQ一覧表