Common Components and Services for z/OSの導入作業用pax.zファイルをUSSディレクトリ上でUNPAXするバッチジョブが正常に動作せず、ファイルを解凍できません。
BASEコンポーネント⽤のpaxファイルを解凍したのですが、⽣成されたUNZIPJCLメンバーは下記のようにBASEコンポーネントでなく
OPTIONALコンポーネントのデータセットを作成する内容になっています。
<ARCHDEF archid="CAI.SAMPJCL" newname="yourHLQ.OPTIONAL.SAMPJCL"
Release : ALL
OS : z/OS
これはBASEとOPTIONALのpaxファイルを同じディレクトリに置いて、BASEのpaxファイルを解凍後にOPTIONALのpaxファイルを解凍したことが原因と考えられます。
予め個別のディレクトリを準備して、各々のpaxファイルを解凍するようにして下さい。
以下の導⼊ガイドでの記載は、各paxファイル毎に個別のディレクトリを作成しないと、2個⽬以降のpaxファイルを解凍する度に同様のファイルが上書きされる事を⽰しています。
<ご参考 : CA Common Services r14.1 Installation Guide>(※)
「製品のpaxファイルを製品のインストールディレクトリに解凍するには、Unpackage.txtとして、このPDFファイルに添付されているサンプルジョブを使⽤します。
CCSのコンポーネントは4つのpaxファイルを使⽤してパッケージ化されているので、必要なpaxファイルすべてに今すぐこの⼿順を実⾏する⽅が、
後でこの⼿順に戻るよりも簡単かもしれません。paxファイルごとに個別のディレクトリを作成する必要があります。」
つまり、各paxファイル毎に個別のディレクトリを作成しないと、2個⽬以降のpaxファイルを解凍する度に同様のファイルが上書きされる事になります。
下記は正しくディレクトリが作成されている例です。
/<SAMPLE>/cai/ESD/CCS/R141/
_ Dir 777 rwxrwxrwx 8192 BASE
_ Dir 777 rwxrwxrwx 8192 LEGACY
_ Dir 777 rwxrwxrwx 8192 MFNSM
_ Dir 777 rwxrwxrwx 8192 OPTIONAL
※ CA Common Services r14.1 Installationは、サポート終了製品です。
Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000060
Common Components and Servicesのその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。