CA Gen : ある状況でサブセットが”Read Only”から、”Write”のステータスに戻ることがあります
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CA Gen : ある状況でサブセットが”Read Only”から、”Write”のステータスに戻ることがあります

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Article ID: 134368

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Updated On:

Products

Gen

Issue/Introduction

Gen ワークステーション・ツールセット上で、ある手順でCSEへUpdate後に、サブセットが”Read Only”から”Write”のステータスに戻ることがあります。

Environment

Release:

CA Gen: r7.6


Resolution

Gen ワークステーション・ツールセット上で、以下の手順でCSEへUpdate後に、サブセットが”Read Only”から”Write”のステータスに戻ります。

    1. "Encyclopedia Communications" 下の"Perform file transfers for encyclopedia options"を選択し、サブセット(またはモデル)をCSEか らcheckoutする。 

    2. ローカルモデル(アクション図のModify1)を修正し、"Update But Do Not Check In"を実行する。

    3. "Encyclopedia Communications" 下の"Perform file transfers for encyclopedia options"の選択をはずし、step1でダウンロードしたロ ーカルのcheckout.trnからcheckoutする。 

    4. ローカルモデル(アクション図のModify2)を修正する。"Encyclopedia Communications" 下の"Perform file transfers for encyclopedia options"を選択し、

       "Update But Do Not Check In"を実行する。この結果はUploadエラーメッセージ、"The transaction file has already 

        been applied by a previous upload"となる。そのローカルモデルは”Read Only”になる。この動きは正しい。

    5. "Resend Last Update"を実行する。この結果はUploadエラーメッセージ、"The transaction file has already been applied by a previous upload"となる。

        しかし、そのローカルモデルは保存可能。つまり、”Read Only”ではなくなっている。これは正しくありません。 

    6. ローカルモデル(アクション図のModify3)を修正する。"Update and Check In Model" または "Update But Do Not Check In"を実行する。

        これは正常終了する。つまり、"Update and Check In Model"は"The model has been returned to the Encyclopedia"メッセージを返す。 

    7. 最終結果は、Modify1とModify3の変更は、CSE上のモデルに保存されるが、Modify2は保存されない。

 

Genでこのサブセットのステータスの変更を認識して避けることができるということが最良の対応方法ですが、複数のエラーの組み合わせであったり、発生状況 が複雑であるため、現在のオペレーションへの影響を考慮しますと、PTFレベルで完全に修正することは現実的ではないという結論に至りました。 

また、この事象が発生する手順が実行されることは稀であり、通常のGenの開発手順では確認されません。そのためこれまで報告されて来なかった事象であると 推測しております。現状では開発者が正しい手順でモデルのUploadを行うことで回避すべきものと考えます。

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID : JTEC001774

CA Genのその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA Gen FAQ一覧表