CA 1のTMCに新規でVOLUMEを追加しました。その後、対象となるVOLUME番号に対して、テープ処理を⾏ったところ以下のメッセージが
繰り返し出⼒されて、最終的にS613-40で異常終了しました。
IECTMS3O dddd,vvvvvv IS NOT SCRTCH (99)
メッセージガイドを調べてみましたが、IECTMS3の理由コードには"99"の記載がありません。
このメッセージNOT SCRTCH(99)が出⼒される原因は何が考えられますか?
Release:ALL
OS: z/OS
通常、USER-EXITのTMSXITA(※)から出⼒されているケースが殆どです。
IECTMS3の理由コードNOT SCRTCH(99)は、USER-EXIT:TMSXITAもしくはTMSXITFのデフォルト値によって出⼒されています。
今回のケースではTMCに追加したVOLUME番号を制御するロジックがTMSXITAに組み込まれていなかったのが原因と考えられます。
ご利⽤中のTMSXITAに当該VOLUMEを制御するロジックが組み込まれているか確認し、正しく制御できるようにロジックを組み込んでください。
USER-EXITの動的反映に関しては、JTEC000624をご覧ください。
※ USER-EXITの名称について
TMSXITA、TMSXITFは、CA 1 R12.0以降のUSER-EXIT名称です。
TMSUX2A、TMSUX2Fは、CA 1 R5.2からR11.5までのUSER-EXIT名称です。
Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000654
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CA 1 FAQ一覧表