仮想テープ装置のソフトのバージョンアップに伴ってCA 1と連携テストを計画しています。
仮想テープ側のテスト⽤DBに本番DBからコピーしてDBを新規に作成し、テスト終了後にテスト⽤DBをリストアする予定にしています。
CA 1側のTMCもテスト⽤としてDBを作成する⽅がよいでしょうか。推奨する⽅法等あれば教えてください。
Release:ALL
OS: z/OS
CA 1側、仮想テープ装置側の両⽅でテスト⽤のDBを作成して、双⽅で同期を取ってテストするのがより安全な⽅法と考えます。
具体的な作業⼿順に関して以下に記載します。
① 業務終了後に既存TMCから、IEBGENERで別名でコピーします。(例 CA1.TMC.TESTなど・・)
割り当て容量は、TMCと同じ容量、同じDCBにします。
② AUDITデータセットに関しては以下のいずれかの⼿法で作成します。
②-1:既存AUDITからIEBGENERで別名でコピーします。(例 CA1.AUDIT.TESTなど・・)
②-2:新規で作成する場合には、当FAQ54の⼿順に基づいて作成します。
③ CA 1のprefix.CTAPOPTN(PPOPTION)に既存メンバーからコピーしてTMOOPTxxを作成します。
(xxは"TT”など普段使⽤しない名前にします。)
上記①にて作成したTMC名をTMOOPTxxのTMCDSN、AUDIT名は、AUDDSNに指定します。
この項⽬以外は、現在ご利⽤中のものを使⽤します。
例)TMCDSN CA1.TMC.TEST
AUDDSN CA1.AUDIT.TEST
※ prefix.CTAPOPTN(PPOPTION)は、そのシステムで起動されるTMSINITで参照されているライブラリーを使⽤します。
④ TMSINITを起動して、コピーしたTMCをそのシステムに反映します。
例) S TMSINIT,PARM='OPT=TT'
上記のようにパラメータ指定してコピーしたTMCを指定したオプションのサフィックスを明⽰的に指定します。
⑤ CA 1のISPFパネルなどで、正しくCOPYしたTMCが反映されているか確認します。
例) メインメニューの"3 MAINTENANCE"を選択すると以下の画⾯が表⽰されます。
その後以下の“2 - CA 1 SYSTEM OPTIONS”を選択することで、TMC、AUDITが表⽰されます。
⑥ CA 1と仮想テープテストの実施(同期の確認等)
⑦ 戻し作業の実施
⑦-1:仮想テープ側でのDBのリストア処理を実施します。(テープメーカー様にご確認ください)
⑦-2:CA 1はオプション指定無しで起動します。
例)S TMSINIT <<== このTMSINTでCA 1のTMCはテスト前の状態になります。
⑧ CA 1のISPFパネルより内容確認。上記④での確認⽅法を使ってTMC名を確認します。
⑨ 通常業務開始
Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000665
CA 1のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。
CA 1 FAQ一覧表