z/OS 1.9上でCA 11のためにDATACOM/ADを起動したら、B78-5Cでアベンドしました。
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z/OS 1.9上でCA 11のためにDATACOM/ADを起動したら、B78-5Cでアベンドしました。

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Article ID: 135568

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CA-11

Issue/Introduction

z/OS 1.9上でCA 11のためにDATACOM/ADを起動したら、B78-5Cでアベンドしました。z/OS 1.6では、このような問題は発⽣していませんでした。これは、なぜですか?

Environment

Release:r3.0

OS: z/OS

Resolution

このアベンドは、システムパラメータDIAGXXのALLOWUSERKEYCSAがデフォルトが、z/OS 1.9では"NO"が設定されているために発⽣します。

この値が"YES"の場合には、問題は発⽣しません。(※)


対応⽅法:

以下の"A"または"B"の⽅法で、この問題を解決してください。

 A. システムパラメータのDIAGXXメンバーのALLOWUSERKEYCSAを"YES"に設定

 B. DATACOM/ADの起動パラメータCUSMAC(DBDATIN1)修正

  DATASPACEサイズパラメータをYESに設定します。


※ z/OS 1.8より、IBM社はアプリケーションがUser Key(E)CSAにストレージを割り当てるのを防ぐためにALLOWUSERKEYCSAパラメタを設定できるようにしました。

 これは、CSAストレージを変更する権限のないプログラムから潜在的な危険性を排除するためのもので、現在、z/OS1.9のALLOWUSERKEYCSAパラメタのデフォルトは、"NO"で設定されております。(z/OS 1.8までは、デフォルトは"YES")

 

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001234

CA 11のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA 11 FAQ一覧表