JTEC002744 : CA 1が使用するSMFレコードタイプはどれですか?
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JTEC002744 : CA 1が使用するSMFレコードタイプはどれですか?

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Article ID: 137520

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CA 1 Flexible Storage

Issue/Introduction

CA 1が使用するSMFレコードタイプはどれですか?
SYS1.PARMLIBメンバーSMFPRMnnのSYS TYPEステートメントにそれらのタイプを定義する必要がありますか?

Environment

 Release : 14.0
 Component : CA 1 Tape Management

Resolution

CA 1はSMFレコードを書き込みません。
ただし、テープ処理やCA 1のバッチ処理でTMCが更新される場合には、違うSMFタイプを使用します。

・テープ処理時に使用されるSMFレコード
 TYPE 21:VOLUMEのエラー統計
           テープVOLUMEのREAD/WRITEエラーをTMCに記録する際に使用されます。
 TYPE 61:統合カタログ機能のDefine アクティビティ
 TYPE 65:統合カタログ機能のDelete アクティビティ
 TYPE 66:統合カタログ機能のAlter アクティビティ
              TMCのテープデータセットのカタログステータスをトラックする際に使用されます。

これらのSMFレコードタイプをSMFデータセットに書き込む必要はありません。
CA 1は、これらのレコードにIEFU83 SMF出口TMSSMF83を使用します。これは、IPLでCAS9を実行して
動的にインストールされます。この出口は、レコードをSMFデータセットに書き込む必要があるかどうかを
決定する前に制御を取得します。
したがって、これらのレコードが書き込まれるかどうかに関係なく、CA 1によって表示および処理されます。

唯一の要件は、SMFがSYS1.PARMLIBメンバーSMFPRMnnでアクティブ化されることです。

・バッチ処理時に使用されるSMFレコード
   TMC回復ユーティリティTMSSMFはSMFレコードを使用します。

 TYPE 14:INPUTまたはRDBACKデータセットアクティビティ
 TYPE 15:OUTPUT、UPDAT、INOUT、またはOUTINデータセットアクティビティ
      これらは、TMCのリカバリー用に使用されます。

例)CA 1がINACTIVEの間にテープが作成された場合
  タイプ14/15レコードは、SMFPRMnn SYS TYPEステートメントで定義して、収集されてSMFデータセットに
  書き込まれるようにしておく必要があります。TMC回復ユーティリティTMSSMFの詳細は『TMSSMF Utility -- Recover Tape Activity from SMF Data』をご覧ください。

原典:以下のリンクよりご覧いただけます。
   Article Id: 136405(Article title: SMF records used by CA 1)

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC002744

CA 1のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA 1 FAQ一覧表