CA 1が使用するSMFレコードタイプはどれですか?
SYS1.PARMLIBメンバーSMFPRMnnのSYS TYPEステートメントにそれらのタイプを定義する必要がありますか?
Release : 14.0
Component : CA 1 Tape Management
CA 1はSMFレコードを書き込みません。
ただし、テープ処理やCA 1のバッチ処理でTMCが更新される場合には、違うSMFタイプを使用します。
・テープ処理時に使用されるSMFレコード
TYPE 21:VOLUMEのエラー統計
テープVOLUMEのREAD/WRITEエラーをTMCに記録する際に使用されます。
TYPE 61:統合カタログ機能のDefine アクティビティ
TYPE 65:統合カタログ機能のDelete アクティビティ
TYPE 66:統合カタログ機能のAlter アクティビティ
TMCのテープデータセットのカタログステータスをトラックする際に使用されます。
これらのSMFレコードタイプをSMFデータセットに書き込む必要はありません。
CA 1は、これらのレコードにIEFU83 SMF出口TMSSMF83を使用します。これは、IPLでCAS9を実行して
動的にインストールされます。この出口は、レコードをSMFデータセットに書き込む必要があるかどうかを
決定する前に制御を取得します。
したがって、これらのレコードが書き込まれるかどうかに関係なく、CA 1によって表示および処理されます。
唯一の要件は、SMFがSYS1.PARMLIBメンバーSMFPRMnnでアクティブ化されることです。
・バッチ処理時に使用されるSMFレコード
TMC回復ユーティリティTMSSMFはSMFレコードを使用します。
TYPE 14:INPUTまたはRDBACKデータセットアクティビティ
TYPE 15:OUTPUT、UPDAT、INOUT、またはOUTINデータセットアクティビティ
これらは、TMCのリカバリー用に使用されます。
例)CA 1がINACTIVEの間にテープが作成された場合
タイプ14/15レコードは、SMFPRMnn SYS TYPEステートメントで定義して、収集されてSMFデータセットに
書き込まれるようにしておく必要があります。TMC回復ユーティリティTMSSMFの詳細は『TMSSMF Utility -- Recover Tape Activity from SMF Data』をご覧ください。
原典:以下のリンクよりご覧いただけます。
Article Id: 136405(Article title: SMF records used by CA 1)
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC002744
CA 1のその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。
CA 1 FAQ一覧表