CA Datacom/AD:リリース11.0のMUF環境からバージョン14.0以降のMUF環境へマイグレーションを実施するに際に、留意点などありますか?
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CA Datacom/AD:リリース11.0のMUF環境からバージョン14.0以降のMUF環境へマイグレーションを実施するに際に、留意点などありますか?

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Article ID: 141643

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DATACOM - AD

Issue/Introduction

CA Datacom/AD r11.0のMUF環境からv14.0のMUF環境へマイグレーションを実施するに際に、事前に留意する点などありますか?

Environment

OS: z/OS

Resolution

CA Datacom/AD v14.0のMUF環境へマイグレーションを実施する前に、PTF:RO63245を適用して下さい。

(その理由)
CA Datacom/AD v14.0へのアップグレード作業において、CA 11やCA Schedulerなどのアプリケーション・データベースに対しては、現行稼動のMUF環境(移行元)からv14.0の新しいMUF環境(移行先)へマイグレーションを行う際、v14.0の導入JCLライブラリ(Prefix.CAAXSAMP)内にある特定のJCLメンバー(※)を使用します。
但し、この特定のJCLメンバーは、JCLステートメントに記述誤りがあるため、このまま使用してマイグレーションを実行すると、JCLエラーまたはユーザABEND(U0004)を起こします。PTF:RO63245は、このJCLステートメントの記述誤りを修正するPTFとしてマイグレーション実行前に適用する必要があります。

(※) マイグレーションを実行するJCLメンバーについて
移行元である現行稼動のMUF環境のリリースに応じて、以下のJCLメンバーを選択します。
・AXPOR01 : r10.0またはr11.0のMUF環境からv14.0のMUF環境へマイグレーションする場合に使用(このFAQの例に該当)
・AXPOR02 : r12.0のMUF環境からv14.0のMUF環境へマイグレーションする場合に使用