CA TPX:Reset Integrityについて
search cancel

CA TPX:Reset Integrityについて

book

Article ID: 207061

calendar_today

Updated On:

Products

TPX - Session Management

Issue/Introduction

Reset Integrityとは何ですか?
いつ 、なぜ 、どのように使用するのですか ?

Environment

Release: ALL

Resolution

Reset IntegrityジョブはVSAMの共有レコード0を削除します。

CA TPXが起動されクロスシステムリクエスト(複数のCA TPX間でファイルが共有されていること)を受け取ると、
CA TPXはVSAMファイルを読み取りメモリーにレコード0を作成します。

そしてTPXはレコードが存在するか否かをチェックし、
VSAMファイルにそのレコードに対して変更を書き込みます。

そのレコードが存在する場合、VSAMファイルのレコードとメモリーのレコードを比較します。

2つのレコードが一致する時は、TPXはVSAMファイルのレコードを修正します。
一致しない場合はIntegrity errorが発生します。

TPXの稼働が、単一TPXでVSAMファイル共有がない環境で、
クロスシステムリクエストを受け取らない場合、
レコードのチェックは行われず、ファイル書き込みもありません。

Reset Integrityジョブは、以下のケースで実行する必要があります。
-VSAMファイルを再編成
-VSAMファイルを移動
-VSAMファイルのカタログを移動
-TPXログにVSAM INTEGRITY ERRORメッセージが記録された場合

Reset IntegrityのサンプルはPrefix.CB0VSRC内のメンバーBATCHINIとなります。
サンプルでは起動タスク名を変更する必要があります。

詳細は以下CA TPXマニュアルの記載をご参照ください。
TPX 5.4 - Batch Administration - VSAM Data Sets.

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC001994

CA TPXのその他FAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA TPX FAQ一覧表